ネガフィルムは２枚重ね

ネガフィルムは２枚重ね

今回は黒印刷したネガフィルムについて説明します。

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上記で製版する樹脂は全て、光を当てると硬化する特徴があり、その特徴を使ってスタンプ等を作成

することができます。

作成時には「透明フィルム」に黒印刷で作成用の画像をプリントアウトし、【ネガフィルム】として

樹脂と合わせて太陽光に当てる事により、製版していきます。

今回使う画像【マトリョーシカ】

この画像を【白黒反転】します。

これを透明フィルムにプリントアウトします。

プリンター性能により、黒印刷の濃度が不足していると溶かす部分も硬化し上手く製版できません。

そこで、お勧めするのが、ネガフィルムの【２枚重ね】遮光性アップ工法

透明フィルムへ黒印刷する際に２枚同じものをプリントアウトします。

上記画像では、裏側から光を照射すると、光が透過しているのがわかります、

この状態で樹脂と合わせて感光すると、感光時間によっては、黒印刷部分まで硬化させてしまいます。

これを重ねて、黒濃度を高くします。

硬化させる画像がぼやけないように、ぴったりと２枚を重ね合わせます。

２枚重ね合わせたフィルムでは裏側から当てているライトの光が透過していないのがわかります、

この状態で樹脂と合わせて感光すると、黒印刷部分は硬化しないので、上手に製版することができます。

※フィルムを重ねる際は、貼ってはがせるのりスプレーを軽くかけておくと、簡単に重ね合わせることができます。

4cm角ブロックに作成したスタンプ樹脂を「繰り返し粘着シート」で貼りつけて使います。

持ち手が透明のものを使うとスタンプ位置を確認しながら押せるのが特徴です。