自作刻印なら樹脂版で作る【れたぷれ!】キット(レザークラフト)
レザークラフトをはじめたら、オリジナルロゴを刻印したくなります。
刻印を業者に注文するのにどのくらいのサイズで注文したら良いでしょうか?
作った刻印のサイズがちょっと大きすぎちゃったら今後使えるだろうか?
小さすぎたらどうしようか?
せっかく注文したものだし、刻印のサイズの方に製作物を合わせにいくか?
嫌っ!怖い!怖いの!そんなの怖いの!
ってなるなら【自作の樹脂版タイプ刻印】を作るのをお勧めします。
樹脂版作成キット【れたぷれ!】は樹脂が光(紫外線)で硬化する特殊樹脂(レジンみたいなもの)
もとは1枚のゴム板状のものから硬化する部分だけをネガフィルムで光をあてて硬化させ
不用部分は水に漬けながらブラシで溶かし落として行くと、デザイン部分だけが凸状に残るという
硬質の樹脂版。
レーザーカッターでアクリル樹脂を彫刻した後のようなものが作成できます。
一つの刻印を作成するのに、キットに付属する【A6サイズ樹脂版】の4分の1しか使わないので
同じ程度のサイズなら4枚違うデザインにして作成できます。
もう少し小さなものなら6枚とか沢山つくる事が出来ます。
一度スタートキットを購入すれば、次回からは樹脂版だけのセットを買い足せばよいので
安価に複数のデザインの刻印を持つ事が出来ます。
デザインはPCでどんなデザインでも好きなものを作成してそれをネガフィルムにして印刷するだけ
作成時の特徴として太陽光にあてるのに、紫外線がネガフィルムを透過してしまうことがあるので
2枚印刷して2枚のネガフィルムを重ねてより遮光性を高めてから樹脂版を光にあてて作成します。
画像のように重ねた部分が光を透過させなくなるので、このような下準備が必要になります。
作成した樹脂版は打刻でもできますが、ハンディプレス機があれば
全体を均一な感じでプレスして刻印が出来ます。
画像では、硬質カードケースに革と樹脂版刻印を位置合わせをして、プレス機をずらしながら
全体を刻印しています。
プレスが終わるとしっかり刻印ができています。
黒いスポンジテープを革の位置合わせにしておくと、同じ位置に複数枚刻印も連続的に行えます。
同じサイズに同じ位置に連続刻印で仕上げました。
樹脂版の作成詳細については下記記事を参照してください。