【れたぷれ!】4段活用
れたぷれ!樹脂版は複数の活用方法がございます。
例えば名刺サイズ程度の大きさのロゴの樹脂凸版を作成する場合A6サイズの「れたぷれ!樹脂版」から、4分の1ぐらいのサイズをカットして使います。
れたぷれ!は硬化するとそこそこ硬度のある樹脂版となりますので、柔らかめの素材に対して刻印(凹ませる程度)力があります。
ハンディプレス等を利用した場合【レザー刻印】や【レタープレス/活版印刷】が可能です。
レザー刻印
レザー刻印はこれまで金属製が主流でしたが、素材や加工機械の多様化によって同じ樹脂版性タイプのものやアクリルブロックを削りだしたもの等種類が増えて来ております。
キレイに安価に自作できるとして【れたぷれ!】をお使いいただく方も増えて来ております。
おうちで作成する場合はその他材料も極力安価なものでもおこなえます。
ここでは、100円ショップの「硬質カードケース」をはさみで上下に開けるように一部カットします。
下側に革をセットできるよう、スポンジテープ等で位置決めを貼ります。
上側に、のりスプレーで樹脂版を貼り付けると、毎回同じ位置に刻印できる簡易なセットが完成します。
連続して刻印する事が出来ます。
レタープレス/活版印刷
上記と同じ硬質カードケースとハンディプレス機を使い、革を「厚めの紙」に変え、インクを付け同じようにプレスすると【ずるい活版印刷】が可能です。
使用した紙は「クッション紙」といい、比較的柔らかめの紙となりますが、革よりそうとう硬いのでハンディプレスではそんなに深く刻印「凹ます」できませんが、高額な活版印刷機を使わずに同じ仕上がりのものを作成する例となります。
※「ずるい活版印刷」=安価に非公式な方法でレタープレスをおこなう行為(合法的に)
カード作成
こちらも硬質カードケースを利用して、今度はプレス機を使わず、「版画のバレン」を使用します。
樹脂版にインクを付け、バレンでカードにインクを写し取る方法でカードを作成します。
オリジナル紙袋
オリジナル紙袋は「硬質カードケース」の大きなものを使うか透明板の大きなサイズのものを使います。
スポンジテープで紙袋を置く、位置決めを貼り、印刷位置に樹脂版をのりスプレーで貼り付けます。
インクを付け、紙袋を置いて、上から「バレン」で版画式写し取りを行います。
1枚のロゴ樹脂版【れたぷれ!】を使うと、小さなショップ、ネットショップ、レザークラフト販売等あたたかみのあるイメージを相手に伝えられる自分のブランドをスタートさせる事が出来ます。
色々な利用方法がありますが、さらに、まだ樹脂版が残り4分の3残っています。
さらに大き目のロゴ樹脂版、小さなロゴ樹脂版や、横に長いロゴバージョン、色々なパターンを作成する事ができます。
アイデアを膨らまして、工夫をすれば「れたぷれ!」の世界はさらに広がります。