自分で作ったスタンプでパッケージ印刷をしよう!

使用する材料は【すたんぷつくーる!plus】で作成した樹脂版を使います。

前回記事で作成手順を説明した樹脂版となります。

簡易印刷ツールを作る事で、複数部数を手早くキレイにスタンプ(印刷)することが出来ます。

以下【簡易印刷ツール】でのスタンプ(印刷)手順です。

まず、透明の板を用意します。

透明板は、プラ板、アクリル板、エンビ板等ある程度の硬さがあれば何でも良いです。

前回記事の印刷ツールよりこちらの少し固めのスポンジタイプの方が使いやすかったです。

ダイソーで購入、印刷物(紙袋等)の位置決め用のテープです。

まずは、紙袋の上に透明板を置き、紙袋の位置、印刷位置を決めそれぞれセットします。

樹脂版は「貼ってはがせるのりスプレー」を使って透明板に貼り付けます。

次にインク用の準備、ボール紙にOPPテープを貼り付け、1cm幅程度に2本切って用意します。

 

これはゴムローラーでインクを樹脂版につける際に不要箇所にインクが付かないようにする役割があります。

 

樹脂版の凸部表層にだけインクが付くよう、レールとなるボール紙の高さをテープ等を使い調整します。

 

凸面だけにインクが付き、余分な部分にインクが付着していない事を確認します。

先ほどの位置決めテープに合わせて印刷物(紙袋)をセットし、上から【バレン】でこすり樹脂版のインクを写し取ります。

版画のように写し取るというのがビジュアル的にわかりやすいように、あえて【バレン】を購入してきたのですが、全体をしっかりこするのに最適な道具でした。

スタンプとして、上から押印していく場合には印面の欠けが起きたりしますが、この印刷ツールを使えば印面の欠けを起こさずに印刷する事が出来ます。

印刷物を変えて、スポンジテープをそれぞれ合わせ、複数種類の印刷が出来ます。

使用しているインクは【れたぷれ!インク】パレットやバットにインクを伸ばして置いておいてもすぐに乾燥する事がないので、このような時間をかけて印刷するような場合に向いています。

また、印刷して乾燥したら、水に濡れてもインクがにじんだり溶けたりしないので、パッケージや紙袋、ショップカード印刷にも最適です。

今回のように、【カードサイズ】で樹脂版を一つ作成すると、複数種類の印刷物に使いまわしが利きます。

 

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