【新・箱ロゴすたんぷ!PLUS】ダンボールにスタンプ
ダンボールに自作のスタンプが押せる「箱ロゴすたんぷ!」が新しい形で復活します。
使用する樹脂版は「すたんぷつくーる!PLUS」で作成したものを使います。
その他に100円ショップで必要な道具を揃えます。今回使用したものは以下となります。
麺棒、スポンジテープ、A5サイズクリアファイル
麺棒は活版印刷、レザークラフトの刻印でも大活躍しています。
樹脂版をセットする
クリアファイルに作成した樹脂版を貼り付け、画像のようにスポンジテープを貼って作成
この仕掛けには色々な対策が盛り込まれています。
・印刷時に樹脂版を置いて位置合わせをする際にスポンジの厚みでインクがダンボールに付くのを
防ぐ働きがあります。
・麺棒で印刷していく際に麺棒で圧がかかる部分以外をスポンジが押し戻して余分なインク汚れが
ダンボールに付くのを防ぎます。(クリアファイルの丁度良い柔らかさもこの働きに重要)
・インクを樹脂版に付ける際に邪魔になるスポンジはファイルを開く形でスムーズにローラーで
樹脂版にインクを付けられるようになっています。
と色々な部分が計算されてこの組み合わせにしております。
使用インクは「れたぷれ!ink」をゴムローラーで
余分なインクが周りにつかないように、凸版の高さに合わせたガイドを厚紙で切り抜いて作成
ガイド表面にシリコンゴムを塗っておくと、インクが付かなくなり、繰り返しキレイなまま使えます。
また、「れたぷれ!ink」はトレーの上では乾燥が進まないよう調整されていて、
長時間の印刷に向いています。
印刷する工程を動画にまとめました。
上記記事内で「計算されて」と書いてますが、さっそく「計算が甘く」改善点がございます。
・スポンジテープは硬いタイプを使っているため、ダンボールにうっすらくぼみが出ているので、
柔らかいタイプのスポンジテープを使いましょう。
・通常の麺棒だと途中で「息継ぎ」のように手のひらが足りず、持ち直さないといけなくなるので、
失敗すると印刷ブレの原因になります。麺棒を用意する場合は西洋式の「エンドレス麺棒」タイプ
を用意しましょう。