封筒デボス加工(空押し)
エンボッサー(ハンディプレス機)を使って、封筒に空押し(デボス加工)を行います。
両端をカットし上下に開閉できる状態にした硬質カードケースに、スポンジテープで封筒をセットできるよう囲いを付けます。
スポンジテープを直に貼ると剝がすのが大変なので、マスキングテープを下に貼ることで修正可能な状態にして貼ります。
今回はボード紙(0.6mm厚程度)を2枚重ねて封筒の中に入れます、これがプレス時の凹みを受け空押しをキレイに出せるポイントになります。
※1枚だとプレス感も悪く、仕上がりもあまりよくなかったのですが、2枚重ねにしたらいい感じになりました。
封筒に入れ硬質カードケースにセットします。
樹脂版全体をプレスするため、プレス機をずらしながら同じ圧力で数回プレスしていきます。
プレス機の円盤の中心が一番安定して圧力をかけられるので、中心で押していく感覚で全体をプレスします。
細い線の文字だとキレイに凹みをだしやすくなります、が樹脂版の作成も少しレベルが上がります。
※樹脂版は土台を残すように、半分程度しか洗い出しせず、凸部が少ない状態で作成しております。
エンボッサー(ハンディプレス機)は革への刻印やプレススタンプ、今回のような空押し等樹脂版と合わせると色々な形で使うことができます。
準備や片付けの手間もなく、使いやすいのがポイントです。