紙袋とかに麺棒でスタンプ
印刷台にバリエーションを加える事で、一つの樹脂版で簡単に複数種類の印刷対象へスタンプが可能となります。
A4サイズ程度のMDFボード(100円)を用意し、四隅にスポンジテープで囲いを作ります。
少し厚めの紙にスポンジテープをべたべたと貼り付けていますが、紙袋の位置合わせと
樹脂版がちょうど印刷位置にくるように樹脂版セットの位置合わせが貼られています。
スポンジテープを貼り付けた紙を交換することで、今度は封筒をセットできるものに変更できます。
これで印刷対象が複数種類あっても対応が可能となります。
樹脂版はクリアファイル(今回はA5サイズを使用)が開閉できるよう一辺をカットし、
片面には両面テープで樹脂版を貼りつけ、もう片面は樹脂版サイズに穴をあけその外側に
スポンジテープを貼り付けています。
このスポンジテープは重要で、インクを付けたあとに印刷対象の上に置いて位置合わせしている間
スポンジが樹脂版を浮かせているので、あちこちにインクを付けてしまうのを防いでいます。
この上から樹脂版全体を麺棒で印刷(スタンプ)していきます、先ほどのスポンジテープは
このときにも麺棒通過後は樹脂版をすぐ押し戻してくれるので、2重印刷でブレ印刷を防いでくれます。
これで連続して同じ位置にスタンプしていくことが可能となります。
最初は麺棒の圧力を強くかけてしまいがちですが、樹脂版が紙袋にあたる程度で転がすだけなので
あまり圧力をかける必要がありません、数回練習すると丁度良い圧力で印刷(スタンプ)できるようになります。
アダプターを変える感じで、土台紙を変更して今度は「封筒」の印刷をします。
樹脂版をセットして同じように麺棒で印刷していきます。
樹脂版セット側のスポンジのおかげで、2重ブレ印刷もなくスタンプができます。
※麺棒も一方通行だけにしてください。往復でプレスすると2重ブレが起きてしまいます。
大き目のスタンプを押された経験のある方ならわかると思うのですが、
2重ブレや印欠け、かすれが起きるのが9割以上、さらに毎回位置合わせの緊張感がありますが、
これを作ると9割程度がキレイに同じ位置にスタンプが可能となります。
材料は
・A4程度MDFボード
・A5サイズクリアファイル
・スポンジテープ
300円で作成が可能となります。
樹脂版は自作する【すたんぷつくーる!plus】で作成しております。
応用編として「ダンボールに麺棒印刷」も可能です。
ネットショップや小さなお店で「手作り感」のあるパッケージとして利用できます。
【紙袋とかに麺棒でスタンプ】印刷工程
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