樹脂版の作成【アイロンで真っ黒ネガフィルム】
今回はれたぷれ!のキットから【真っ黒ネガフィルム】のバージョンをラミネーター使用ではなく、アイロンで作成するという試みとなります。
重要なポイントがいくつかあります、印刷紙を変更したことできれいに作成できるレベルがあがりました。
アイロンで真っ黒ネガフィルム手順
サンワサプライ カラーレーザー用半光沢紙・薄手次に【限りなく平面】を使いたい為にダイソーのガラス製のフォトフレームのガラス板だけを用意。
ガラス板の上にシリコンシートを被せます。
※ちなみにシリコンシートなしでも試験しましたが、シリコンシートが無いと上手く顔料が抜けませんでした。
※ちなみにシリコンシートなしでも試験しましたが、シリコンシートが無いと上手く顔料が抜けませんでした。
このアイロンは中が140℃~160℃高が180℃~190℃となっており、160℃~170℃ぐらいでネガフィルムに熱をかけられると良い結果が得られそうです。
※トナーが150℃程度から粘着状になり真っ黒ネガフィルムの黒顔料を吸着する仕組みです。
Leather Craftの文字部分はかなり小さいのですが、ここも上手く顔料が抜けています。
このフィルムをラミネーターでラミネートするのですが、今回はこのままアイロンでラミネーターも試してみました。
このフィルムをラミネーターでラミネートするのですが、今回はこのままアイロンでラミネーターも試してみました。
樹脂版の感光手順
作成したネガフィルムに樹脂版を固定します。
※保護フィルムを剥がした方をネガフィルム面に合わせます。
乗せた樹脂版越しにネガの画像は上から見て正の向きになります。
※保護フィルムを剥がした方をネガフィルム面に合わせます。
乗せた樹脂版越しにネガの画像は上から見て正の向きになります。
樹脂版側に余分な光が回りこまないように袋の外側(ネガフィルム側)から黒い紙等で囲いをします。
細かい文字、小さい文字部分には光の入り込み量が少なく硬化が遅いため、長めの時間感光します。
樹脂版の洗い出し
樹脂版の洗い出しは図柄(ロゴ)の外側を落として行くように、ブラシに対して樹脂版の外側4方面を回しながら洗い落として行き、最後に真ん中のロゴ部分を少し土台の樹脂が残るように落として完了させます。
※特に小さな文字等は圧力を掛けた時に割れにくくするため土台部分を残しています。
※特に小さな文字等は圧力を掛けた時に割れにくくするため土台部分を残しています。
乾燥したら樹脂版全体の仕上げ硬化のための感光をします。
※この時に表面がべたつく等があれば表面を軽く水で洗い、再度乾燥させて完成です。