【活版印刷/レタープレス】水性レタープレスインク研究所<02>
濃紺のカードにアクリルガッシュのゴールドで印刷
さっそくの<02>記事をアップします。
画像ではまるで上手くいっているかのような状態ですが、まるで上手くいっていません。
数十枚刷ってこれが1番良い状態で印刷できています。
前回の記事<01>でインクを「薄く伸ばしてすぐに乾燥しない」という状態にする為に、いくつかの成分をインクに足してその状態を作れるかという試行錯誤中ですが、
このゴールドがそういった成分を足したとたんに「くすみ」が出て発色が悪くなります。
画像ではわかりにくいのですが、下の画像は光にきれいに反射しないゴールド(くすみ)状態になっています。
<01>の記事での青インクの場合でも成分を足して多少キレイな状態で刷る事ができていましたが、本来の青ではなく、薄い青の状態で印刷されています。
極力少量の成分を足すだけで、「薄く伸ばしてすぐに乾燥しない」という状態を作れるものをさがさなければいけないようです。
まぁ少しずつこうやってレベルを上げて行けば「使えなくも無い」ぐらいのものが出来上がると思います。
とりあえず、片付けるのが少し簡単になっているので・・・。そうやって自分に言い聞かせ・・・。