自分で作成する【シーリングスタンプ】

オリジナルのシーリングスタンプを作成する方法

やってみた結果、クオリティーは高くはないが、そんなに低くもなく出来そうです。

使用する材料は

すたんぷつくーる!樹脂セット

ダイソーで「シーリングスタンプ」と「シーリングワックス」を購入して来ます。

まずはパソコンで画像の作成

前回の活版印刷時に使用した「サンクス小僧」を使っています。

画像を水平に反転させて

これを2枚「透明フィルム」にプリントアウトします。

「すたんぷつくーる!」樹脂版は光にあたると硬化する特殊樹脂版で、スタンプ等が作成できる樹脂。

透明フィルムに黒印刷し、2枚重ねる事で、しっかりと光を遮り凹凸を作成します。

 

2枚重ねた部分がより濃く光を遮っているのがわかります。

上に重ねるフィルムの裏側に軽く「貼ってはがせるのりスプレー」をかけて、ぴったりと

重ね合わせます。

樹脂版を対象より少し大きめにはさみでカットします。

樹脂版はA6サイズ(105×148mm)でカットして使用する部分が25mm×25mm程度

同じサイズのものならあと23枚作成できるサイズです。

印刷したネガフィルムの方に再度軽く「貼ってはがせるのりスプレー」をかけて、樹脂版が

くっつくようにし、さらに上からテープで貼り付けます。

樹脂版とネガフィルムの間に隙間ができると、光が入り込み、デザインがぼやけたり、細い線は光が回り込んで硬化してしまい、凹みが出来なくなってしまう場合があります。

しっかりとセットできたら太陽光、またはUVライト等で樹脂版を硬化させます。

硬化が終わったら樹脂版を水に漬けて不要部分(凹部分)を「歯ブラシ」等で落とします。

光に当たらなかった部分は白く濁って溶け出します。

不要部分を落としたら

乾燥させ、再度光にあて、しっかりと硬化させ完成させます。

はさみで外側の不要部分を切りおとし、シーリングスタンプの頭部分に両面テープで貼り付けます。

直径1.8cmでぴったりサイズで作成できました。

シーリングワックスを溶かしてスタンプで完成です。

樹脂版の凹部分は水洗い時に少し残して浅めの凹にした方がよさそうです。

直径1.8cmのため、単語等の複数文字だと難しそうですので、アルファベット1文字、2文字程度が良いかと思います。

そのほかにはあまり細い線を使わないシルエット的なデザインで作成をお勧めします。

今回のデザインだと、説明がないとなんのスタンプなのかわからない状態となってしまいました。

ただ、まだこのサイズなら残りの樹脂版であと23枚程度作成チャレンジできます。

 

Next Post Previous Post